昨年第1回を開催いたしました「LOFT & Fab Award」は「使う人が作る人」というコンセプトのもとに、
生活者自らが「デザインする・つくる」という選択肢を得る、という思いでスタートいたしました。
これは、急速に進化するデジタル加工技術を活用することにより可能となり、
一般の人たちがものづくり(デジタルファブリケーション)を体験できる時代を目指したものです。
第2回目となる今年は3Dプリンタープロダクトのマーケットプレイスとして活動する
「Rinkak」とのコラボレーションにより、更に充実したアワードとなります。
「暮らしに役立つ生活雑貨」をテーマに3種類のデジタル加工機によってつくり出される「雑貨」の、
デザインとアイデアと技術を競うアワードとして開催いたします。
3Dプリンタやレーザーカッターなどに代表される、コンピュータと接続された工作機械を用いたものづくりのこと。
コンピュータ上で作られたデータを基に、ほぼ自動的に工作機械が稼動する。
素材に直接触れることが少ないため、比較的安全に作業をすることが出来る。
また、デジタルデータを基に加工するため、インターネットを通じたデータのやりとりが可能になることも、特徴のひとつである。
紫外線を当てると硬化するインクを使用し、平らな面にフルカラープリントができる。CMYKインクは透明感があり、白インクは印刷する濃度を調整することができる。クリアインクで表面にツヤを出すこともできる。
線や面のデータのとおり、レーザー光が移動し素材の表面を掘り下げて彫刻したり、素材を切断することができる。木材やアクリル、レザー、紙、布など幅広い素材を加工することができる。
3DCAD(.stlや.obj)のデータを設計図にして素材を積層し、立体物を作り上げる。3Dプリンターの種類によって使用できる素材(樹脂、石膏、金属、セラミックなど)や、積層される間隔が異なる。
今回は、UVプリンター、レーザーカッター、3Dプリンターで生み出した「暮らしに役立つ生活雑貨」を募集します。
部門は、以下の3部門で募集します。複数部門の応募も可能です。
UVプリンターを効果的に活用して作られた作品が対象。また、既存の商品に対しデジタル加工によるカスタマイズを加えることで、商品の魅力や価値を高めた作品も対象とする。
レーザーカッターを効果的に活用して作られた作品が対象。また、既存の商品に対しデジタル加工によるカスタマイズを加えることで、商品の魅力や価値を高めた作品も対象とする。
3Dプリンターを活用したものづくりマーケットプレイス「Rinkak」が主体となり審査。3Dプリンターを効果的に活用して作られた作品が対象。また、既存の商品にデジタル加工を施し、別の用途を持たせるアップサイクル作品も対象とする。
一次応募は、デザインや設計図など構想案での応募となります。(既に制作済みの作品は写真での応募も可能)
UVプリンター部門、レーザーカッター部門は応募作品の中から一次審査に残った作品のみ、原則として現物の作品を送って頂きます。
3Dプリンター部門に関しては、制作した3DデータをRinkakにて提出していただきます。
尚、別のアワード、コンテスト、メディアで発表済の作品も応募可能とします。
「LOFT & Fab Award 2015」へのご応募は、以下の項目をご確認の上行ってください。
また応募前に、必ず応募に関する注意事項をお読みください。
公式ホームページの応募フォームより参加申込を提出してください。
エントリー申込完了後、事務局よりエントリーシートが届きます。
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募集期間中にエントリーシートを公式ホームページの応募フォーム(7/8 受付開始)より提出してください。
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一次審査実施・選考通過者にご連絡いたします。
選考で通過した作品を実際に制作して頂き、事務局まで送付してください。
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二次審査を予定しております。
受賞者は電話にてご連絡します。また、HPで発表を行います。
UVプリンター・レーザーカッターを活用した制作物
※ 一次審査通過者は &FAB・FabLab にてデジタル加工機の使用をサポートさせて頂きます。
※ 既存作品で応募の場合は、改めて制作する必要はございません。
募集期間中に3Dデータを公式ホームページの応募フォーム(7/8 受付開始)より提出してください。
※ RinkakのHPにジャンプします。
応募にはRinkakの会員登録が必要です。
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一次審査実施・選考通過者にご連絡いたします。
選考で通過した作品をRinkakにて現物の出力もしくは掲出データを制作いたします。
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二次審査を実施いたします。
受賞者は電話にてご連絡します。また、HPで発表を行います。
3Dプリンターを活用した制作物
※ 事務局にてデータの出力、もしくは掲出ようデータの制作を実施いたします。
※ 既存作品で応募の場合は、改めて制作する必要はございません。
年齢、性別、職業、国籍は不問。グループでの応募も可。
エントリーシートをもとに、LOFT & Fab Award 2015 運営事務局にて審査します。
エントリーシートと制作物をもとに、審査員による審査を行います。
愛知県生れ。田中一光デザイン室を経て、88年廣村デザイン事務所設立。
主な仕事に、西武池袋本店リニューアル計画、有楽町ロフト、ジャパンクリエイティブほか。2011年には西武ギャラリーにて『Junglin’』展開催。
数値流体力学、人工物工学(設計科学)に関する研究を経て、1998年から現職。世界初の芸術衛星と深宇宙彫刻の打ち上げに成功した衛星芸術プロジェクト(ARTSAT.JP)をはじめ、バイオアート(BIOART.JP)、デジタルファブリケーション、自作楽器によるサウンドパフォーマンスなど、さまざまな領域を横断・結合するハイブリッドな創作の世界を開拓中。
大阪府出身。2009年東京大学大学院修了(コンピュータサイエンス)。大学院にて人工知能の研究に従事。修了後、博報堂にて新規事業開発に携わり、カンヌ、アドフェスト、ロンドン広告祭、TIAAなど、受賞歴多数。2013年株式会社カブク設立。主な著書に「3Dプリンター実用ガイド」など。
明治大学大学院を修了後、青木淳建築計画事務所を経て、2004年に鈴野浩一とトラフ建築設計事務所を設立。建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。
ロフトオリジナルプロダクツ開発責任者。
著名クリエーターとのコラボレーションによる商品開発や海外ブランドなどとの提携による売場開発を行う。
池袋ロフトアートアーカイプ、ルネ・マグリット展ミュージアムショップ商品開発などアート&デザイン部門におけるロフトブランディングの重要な役割を担う。
LOFT & Fab Award 2015 運営事務局
contact@loftandfab.com