受賞作品の発表
2017年8月1日(火)より9月7日(木)までの約1ヶ月募集しましたLOFT & Fab Award 2017は80点近くのご応募をいただきました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
厳正なる審査、また一般投票にて以下のように受賞作品が決定しましたのでご紹介いたします。
渋谷ロフトにて11月3日まで展示しておりました作品の中から受賞作品5点を
以下の期間、銀座ロフト・梅田ロフトにて展示いたします。
受賞作品展示 at 銀座ロフト 11月13日(月)~11月18日(土)
受賞作品展示 at 梅田ロフト 11月21日(火)~11月27日(月)
総評
渋谷にロフトが出現してから30年。当時これほど大きな雑貨店はなく、瞬く間に話題になり時代を象徴する存在に成長した。
今では街全体が雑貨店、自分のオリジナルを求めて皆カスタマイズしている。
3Dプリンターやレーザーカッターはそんな時代に合わせて生まれ、
このアワードも新しい世代のアイディアやデザインを広く社会に試すことが出来るステージになってきた。
今年の受賞作も日常に楽しさを加えてくれるアイディアでいっぱいである。
廣村正彰
Hiromura Masaaki
アートディレクター
GOLD賞
作品名:Socket tools
作家名:阿部憲嗣
コンセントやプラグの標準部品の寸法を利用してモデリング、3Dプリンティングし、家の中をハックする雑貨です。埃がたまるのを防ぐホルダーや、コンセントにさすことで自立する卓上の小物入れ、ブロックの玩具など。身の回りのコンセントをカスタムしよう!
Kubota Akihiro
多摩美術大学 メディア芸術コース教授
SILVER賞
作品名:MARK
作家名:板垣愛美
ゴムの通し方でイニシャルのアルファベットやマーク、漢字などバリエーション豊かな自分だけの印(しるし)-MARK-を作ることができるアクセサリーです。
Hiraki Takahiro
株式会社ミマキエンジニアリング
営業本部 JP事業部 事業部長
BRONZE賞
作品名:flower clock
作家名:杉繁征
花をモチーフにした6種類の壁掛け時計の提案です。花には不思議な力があり、眺めていると気持ちを穏やかにしてくれます。そんな、花が持つ力を毎日眺める時計に込めました。また、壁に飾ることで日々の暮らしに彩りをあたえてくれます。
よく見ると数ミリ編むように重なりあったディテイルや、若干アールをもたせた構造体など、技術と設計が無理なくフィットした美しさがあるように感じました。機能性というよりも、繊細な設計の中に作者の想いと造形の彩りを豊かに感じる事ができた点が、高評価に繋がりました。
Junya Maejima
デザイナー
LOFT 30周年記念賞
作品名:ロケットチェス
作家名:大もも (大桃耕太郎)
ロケットチェスはロケット花火とチェスを組み合わせて”打ち上げ”と”爆発”を演出したボードゲームです。米ソ冷戦時に開発されたロケットを模した駒にはロケット花火が差し込まれていて、駒をとる際にはチャッカマンで着火して打ち上げ、上空で爆発させます。
Ando Koki
株式会社ロフト 代表取締役社長 執行役員社長
オーディエンス賞
作品名:しるし時計
作家名:山本楓
これは、家族の 『時間』 にしるしをつけられる時計です。例えば、子どもはいつ出かけるの?お父さんは何時にゴルフ?そんな家族の『時間』を簡単に1つの場所・動作で把握したい。使い方はあなた次第です。それぞれの『時間』を大切にしてほしい、そんな想いで作りました。
Kakei Kenji
株式会社ロフト
執行役員 商品開発部部長
入選作品展示会
デジタル加工機によって作り出される「雑貨」のデザインとアイデア、そして技術を競うLOFT & Fab Award。
4回目の開催となる今年は、店舗第1号店となる渋谷ロフトが開店して30周年を迎えるのに際し「LOFT 30周年記念賞」を設けました。
個性豊かな入選作品を展示しておりますので、渋谷ロフト 6Fにぜひお立ち寄りください。
展示会基本情報
展示期間: | 2017年10月19日(木)〜11月3日(金・祝) |
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会場: | 渋谷ロフト 6F アート&カルチャー |
時間: | 10:00 〜 21:00 |
アクセス: | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-1 google map |
授賞式について
展示最終日の11月3日(金・祝)13:00〜、渋谷ロフト6F アート&カルチャー にて、授賞式イベントを開催します。
参加は無料となりますので、ぜひともお立ち寄りください。