受賞作品の発表
たくさんのご応募ありがとうございました。
厳正なる審査、また一般投票にて以下のように受賞作品が決定しましたのでご紹介いたします。
公募部門
最優秀賞
作者名:浪岡拓也
カフェやネットショッピングなどで利用できる、「ギフトカード」に装着する「キット」です。贈る人を想い・考え、形にする。プレゼントにとって大切なことを、ギフトカードでも実現するために「Gift Kit」はあります。
プレゼントは念入りにモノを選び、丁寧に包装して気持ちが伝わるように渡したい。そんなときにこの「Gift kit」が役立つかもしれない。自分の似顔絵やオリジナルのサンタクロース。下手でもいい出来れば手描きのカードが入っているだけで感動する。
廣村正彰賞
作者名:高延美穂
印鑑に靴を履かせると靴底の文字が一緒に押されます。名前の漢字だけでなく、ちょっとした肩書きを押すことができます。たとえば結婚して苗字が変わり新しい名字の印鑑を手に入れた方へ贈ることで、新しい環境に踏み出すことを後押しできるギフト商品です。
印鑑は自分を証明する証だが、手軽で安価に入手できることを考えるともっと楽しく自分らしさを表現しよう!と考えたのがこの「カタガキイン」だ。自分のキャッチフレーズを加えるだけでグッと親しみが湧いてくる。靴を履いてるのもカワイイ。
久保田晃弘賞
作者名:工藤春樹
「ふうろうフォーユー」はデジタルファブリケーションを用いてオリジナルの型を作ることができる。手紙やカードなどに押すことで、大切な人へのメッセージの特別感をより一層引き立ててくれるだろう。
「ああ、懐かしい」というのが第一印象だったが、考古学的な道具をデジタル・ファブリケーションによって再生することで生まれる「新しさ」は、この技術の価値、そして人と人の関係を、とても象徴的に表現している。
角田真祐子(minna)賞
作者名:魚森稜也
この作品は、どんなプレゼントでも動物が自ら化けているような姿にできるアイテムです。ラッピングされたプレゼントにこのアイテムをつけることで、ただの箱から温かみを感じる動物へと変身します。
相手にどう届けるかという行為もプレゼントの醍醐味ではないかと思います。十字リボンがけというプレゼントの王道の外観にパーツを加えるだけで、相手が思わず笑顔になることが想像できる、愛あるアイディアだと思いました。
長谷川哲士(minna)賞
作者名:長谷川美帆
ギフトに巻いてきもちを伝えるバンドです。巻いている状態ではメッセージは読めませんが、バンドを折るとメッセージが現れます。ありがとう/おめでとう/おきもち/カスタマイズ用の4つを製作しました。
丁寧な試作は完成度が高く好印象でしたが、1つの帯が1つの言葉にしか使えない点が、窮屈でもったいないと感じました。配列の工夫や折り方などで、様々なメッセージに対応する帯になれば、魅了が倍増したと思います。
前島淳也賞
作者名:柴田詠一
「友人に贈りたい」をコンセプトに、水引を抜き絵にした御祝儀袋です。貰い手が開けた時にも楽しめるように、贈り手が中包の紙の種類や色、柄等をカスタマイズできる工夫をしました。
これまでも「包む」という事は美徳とされてきました。相手を尊重し相手とより深くつながるための言葉でもありました。このご祝儀袋は友人への贈り物として作者の想いが見事に表現されています。用途に合わせてカスタマイズ出来、贈るシーンが楽しくなる。親しみのあるご祝儀袋です。
LOFT賞
作者名:KIT (明日香鴻/田中すばる)
おしゃれで実用的だけど、手の出しにくいマネークリップ。でもそれがお札を変身させるアイテムならわくわくしませんか?funny clipなら気取らず使えるから仲のいい友達へのプレゼントにもぴったりです。
今回の審査にあたり、私は実際に商品として販売したときにどうか、店頭に並んだときにどうか、という所を一つのポイントに各作品を拝見させて頂きました。このfunny clipは、使用したときの“Wow”というちょっとした驚きや楽しさ、を感じる事のできる作品だと思います。贈る側、贈られる側の笑顔が感じられる素敵な作品だと思いました。
入選作品展示会
5回目の節目を迎える今回は、テーマを「プレゼント」として「デジタルファブリケーションで、ひとてま加える贈りもののアイデア」を募集しました。
誰かを想ってカスタムした作品を展示しておりますので、渋谷ロフト6Fまでぜひお立ち寄りください。
展示会基本情報
展示期間
公募部門:
2018.11.3(土・祝)ー11.11(日)
LOFT & Fab 部門:
2018.10.20(土)ー11.11(日)
※投票締切 10月29日(月)
会場
時間
アクセス
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